処分場の建設に反対9083人署名 津市白山町の自治協議会、県に提出

三重県津市白山町で計画中の廃棄物処分場が周辺の環境に悪影響を与えるとして、町内の自治協議会が15日、処分場の建設に反対する住民ら9083人の署名を県に提出し、計画を認めないよう求めた。

自治協によると、滋賀県の会社が昨年10月、町内で処分場を建設すると公告。15ヘクタールの山林を確保し、うち5・1ヘクタールに産業廃棄物の最終処分場を建設する計画で、環境アセスメントの手続きに入った。

署名に添えた文書は「住民や自治会にとって寝耳に水の計画で、たくさんの疑問と疑念がある。コメ作りなどにも大きな被害をもたらす」と主張。設置の許認可権がある県に対し、計画を認めないよう求めた。

この日、市自治会連合会白山支部の中西義照会長らが県庁を訪れ、増田行信廃棄物対策局長に署名を手渡した。中西会長は提出後の記者会見で「自然豊かな環境が損なわれることを危惧している」と述べた。

廃棄物対策局は「署名を受け取ったことは知事に報告する。現段階では設置許可申請は出ていないが、条例に基づく住民との合意形成や周辺環境への配慮がなされるように対応する」としている。