調理・製菓の道へ旅立つ 三重調理専門学校で卒業式

【大川校長(右端)に謝辞を述べる森さん(中央)=津市羽所町のアストプラザで】

【津】津市大谷町の大川学園三重調理専門学校の第61期生卒業式が15日、同市羽所町のアストプラザであった。コロナ禍で昨年に続き来賓を招かず挙行し、19―36歳の調理一年コース19人、調理製菓2年コース21人が卒業証書や調理師免許を受け取った。

卒業生、教員、保護者のみが出席し、式後には同校卒業式恒例の平安時代から伝わる宮中行事「四條流庖丁儀式」を奉納した。

【包丁と箸でコイをさばく「四條流庖丁儀式」=津市羽所町のアストプラザで】

式では大川将寿校長が卒業証書や調理師免許を手渡し、式辞で「食の業界は無限の可能性がある。夢や目標を持って経験を積み上げてほしい。大器晩成でいい。志高く社会に役立つ活動をしていただきたい」と激励した。

卒業生総代で成績最優秀の知事賞を受賞した森愛夕香さん(20)=伊勢市小俣町=は「それぞれの進む道は違うが本日を新たな出発点として大きな夢に向かって旅立ちます」と謝辞を述べた。

儀式では同流派三重社中の門人が包丁と2本の箸だけでコイに手を触れることなく見事にさばいた。

就職を希望する卒業生全員が県内を中心にホテル、日本料理店、製菓店などに決まっている。