鳥羽高の安田先生が文科相優秀教職員に 観光発展などに尽力 三重

【文科相の優秀教職員表彰を受けた安田さん(左)=鳥羽市役所で】

【鳥羽】三重県立鳥羽高商業科教諭の安田恵理さん(42)が15日、鳥羽市役所を訪れ、今年度の文科相優秀教職員表彰「地域連携」部門での受賞を中村欣一郎市長に報告した。鳥羽市内での受賞は初めて。

全国国公私立学校の現役教職員を対象に平成18年度から表彰している。今年度は全国812人と58団体が選ばれ、県内では安田さんを含む教諭5人と2団体が受賞。1月にオンラインで表彰を受けた。

安田さんは伊勢市小俣町出身で、平成24年4月に鳥羽高に赴任。観光ビジネス系列の科目「社会体験実習」で市内の宿泊施設や物産店と連携してキャリア教育に取り組む「デュアルシステム」を推進した。

また地域研究サークル「とばっこクラブ」を立ち上げ、フィールドワークを通じ海女文化など地域の魅力発信に尽力した。27―29年度に3年連続で全国の高校生が観光プランのプレゼン能力を競う全国高校観光選手権に出場し、銅賞などを獲得した。

杉阪英則校長と共に受賞を報告した安田さんは「鳥羽の観光発展のため何ができるかを考えてきた。今後も子どもたちとまちを歩いて魅力と出会い、形にできるよう支えていきたい」と受賞の喜びを語った。

中村市長は「地域の課題とつながるいい取り組み。今後も種をまき続けて活躍を」と激励した。