フランス総領事がミキモト真珠島視察 「鳥羽の海女文化に魅力」 三重

【真珠養殖について説明を受けるジュール総領事(中央)=鳥羽市のミキモト真珠島真珠博物館で】

【鳥羽】在京都フランス総領事館のジュール・イルマン総領事(48)が15日、三重県鳥羽市を訪れ、中村欣一郎市長とミキモト真珠島(鳥羽1丁目)を視察した。

市観光課によると、欧米地域から鳥羽に来る外国人観光客の中でフランスからの観光客が最も多く、令和元年には約4千人が来訪。アジアなど全地域を含めても台湾や中国などに続いて4番目に多いという。

同市では令和元年度に中村市長をはじめ商工会議所や観光協会関係者らが渡仏して海女文化などをトップセールスで紹介。また昨年9月には同国出身のポーリン・カゾさんを国際交流員(CIR)として任用するなど交流や誘客に力を入れていることから、視察と対談が決まったという。

ジュール総領事はこの日、柴原昇御木本真珠島取締役の案内で真珠博物館を見学。1937年のパリ万博で出品された帯留など展示品について説明を受け、中村市長との対談後は海女の実演を見学した。

中村市長は、美術系の学生を招いたアートイベントなどの取り組みを紹介しながら「フランスで評価されることで他の国にも興味を持ってもらえる。海女文化を中心に結びつきを図れたら」とアピールした。

ジュール総領事は「フランスでは日本ブームが続いており、鳥羽は海女文化をはじめ伝統や料理に魅力を感じる。できるだけ協力していきたい」と話していた。