4つの音楽コンクールで上位賞 皇學館高・大西さん、コントラバス部門 三重

【コントラバスのコンクールで受賞した大西さん=伊勢市の皇學館高校で】

【伊勢】三重県伊勢市の皇學館高校2年生大西梓菜さん(17)=松阪市=が、昨秋から今年2月までに開催された四つの音楽コンクールのコントラバス部門で、上位賞に輝いた。「毎日音楽ができたら幸せ」とプロの奏者を志し、練習に励む。

昨年9月のストリングアベニュー国際コンクール17~18歳部門で1位、11月にあった全日本弦楽コンクール高校生部門2位、12月の日本クラシック音楽コンクールでは高校の部で最高位の4位(3位以上該当者なし)を受賞。先月は中部日本個人・重奏コンテスト県大会高校個人の部で1位の金賞となり、今月末に本選出場を控える。

コントラバスとの出会いは小学5年生。当時、3歳から続けてきたバイオリンがあごのけがで演奏できなくなった時、母の勧めで体験レッスンに参加し魅力にはまった。背丈が2メートルほどある大きな楽器は「奏でた音色が楽器の胴体に共鳴し、その振動が全身に伝わってくる。楽器と一体となったような感覚は何ともいえない」という。

中学時代から憧れて入部した同校の吹奏楽部で、部員80人の副部長も務める。部活動で専門の奏者から指導を受け、帰宅後もほぼ毎日、自宅の練習部屋で技術を磨く。音楽大学への進学を目指して、音楽理論など専門知識の勉強も進めている。

夢は、世界トップクラスのオーケストラの一つとされるドイツの名門「フランクフルト放送交響楽団」の奏者。世界で通用する音楽家になるため「専門知識を学び、理論に基づく演奏技術を身につけたい。コントラバスの魅力も知ってもらいたい」と語った。