「社会貢献できる医療人に」 鈴鹿医療科学大で学位授与式 三重

【豊田学長(左)の前で謝辞を読み上げる学生代表の山田さん=鈴鹿市南玉垣町の鈴鹿医療科学大学白子キャンパスで】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の鈴鹿医療科学大学(豊田長康学長)は11日、同市南玉垣町の白子キャンパスで令和3年度学位授与式を開き、2研究科の大学院生27人と、4学部9学科13専攻分野の学部生555人が卒業した。

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、午前と午後に分けて式典を実施。

午後の部には大学院、薬学部と看護学部の計185人が出席。開式に先立ち、全員で東日本大震災の犠牲者に黙とうを捧げた。

豊田学長は各学科の代表にそれぞれ学位記を手渡し、「コロナ禍は私どもに、まだまだ医療や保健の分野の進歩が不十分であることを実感させ、私どものやるべきことがたくさん残されていることを教えてくれた」などと話し、「新たな人生の旅に出発するみなさんが、人類の福祉と健康の向上、そして平和のために大いに貢献されることを祈念する」と式辞を述べた。

卒業生を代表し、看護学部看護学科の山田真帆さん(22)が「新型コロナウイルス感染症の影響でつらく悲しい思いをすることもあったが、得たことも多くあった。この大学で学んだことや、励まし合い切磋琢磨(せっさたくま)した仲間の存在を思い出し、社会貢献できる医療人となれるよう、卒業生一同務めていく」と謝辞を述べた。