621人感染1人死亡、クラスターも、三重・新型コロナ

三重県は10日、未就学児から百歳代までの男女計621人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新規感染者が600人以上となるのは2日連続。県内の感染者は延べ4万6517人となった。

県によると、新型コロナへの感染判明後に県内の医療機関に入院していた60代男性が9日に死亡した。自宅から救急搬送され、入院当初から重症だった。県内感染者の死者は256人となった。

これまでに入所者や職員ら50人の感染が判明していた県内の社会福祉施設では、新たに職員1人の感染が判明。県は10日、この施設で県内142例目のクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。

約50人の障害者が施設を利用しているといい、県は食事などの介助を通じて感染が広がった可能性があるとみて施設内での検査を進めている。施設は先月19日から新規の受け入れを停止している。

また、これまでにクラスターが発生していた医療機関、有料老人ホーム、特別養護老人ホームで新たに計7人の感染が判明したと発表。「いずれのクラスターも、既に収束している」としている。

10日現在の病床使用率は前日から6・0ポイント低下し、28・1%。47日ぶりに30%を下回った。入院中の感染者は前日比32人減の150人、自宅療養者は136人増の4371人となった。

新規感染者は四日市市で154人、津市で94人、松阪市で85人、鈴鹿市で71人、桑名市で62人、伊賀市で31人、名張市で20人、伊勢市で16人、亀山市で11人、いなべ市、東員町、川越町で10人ずつ、菰野町、明和町、大台町、志摩市、紀宝町で5人ずつ、鳥羽市と大紀町で4人ずつ、玉城町で3人、朝日町、多気町、御浜町、県外で2人ずつ、南伊勢町、紀北町、尾鷲市で1人ずつ。このうち234人の感染経路が分かっていない。