カーボンニュートラル化検討へ 四日市コンビナート委設立 四日市市長会見 三重

【記者会見する森市長=四日市市役所で】

【四日市】三重県四日市市の森智広市長は8日の定例記者会見で、四日市コンビナートのカーボンニュートラル化に向けた検討委員会の設立と第1回委員会開催について発表した。

コンビナートの目指すべき将来像の策定に向けて検討を行う目的で、一見勝之知事を会長、森市長を委員長とし、学識経験者3人、コンビナート企業18社などと委員会を設立。22日の午後3時半―同5時15分に四日市商工会議所で第1回検討委員会を開催する。7月、11月、来年1月に第2―4回の委員会開催を予定。

検討内容は、①2030年、50年のコンビナートの将来像と30年に至るまでに企業と行政が取り組むべき内容②コンビナートでのカーボンニュートラル化に向けた実態把握と可能性調査③国内外の研究開発事例調査と四日市地域で実装可能な事業内容④国内外のコンビナートでの脱炭素・低炭素に資するIoTやAIを活用したDX化の動向調査⑤コンビナートのカーボンニュートラル化実現に向けた、国内の他コンビナートとの操業環境などの比較や連携可能性―など。

森市長は「既設のコンビナート先進化検討会にエネルギー関連企業4社と首長も加わり、意義がある検討会になる。官民連携で一生懸命取り組み、企業に技術革新、投資をしていただける環境を整える。目標実現と産業の維持継続で地域を盛り上げていきたい」と語った。

市は、臨海部に立地するコンビナート事業所が2050年のカーボンニュートラル化を実現するには脱炭素化に向けた事業構造転換と持続的な産業活動の両立が重要な課題として、先月発表した新年度当初予算で本事業に事業費2090万円を計上していた。