旧長谷川家図録を市に寄贈 松阪歴史文化舎、開館3周年1000部発行 三重

【図録「長谷川治郎兵衛家」を示す竹上市長(左から2人目)と門理事長(同3人目)ら=松阪市役所で】

【松阪】NPO松阪歴史文化舎は7日、三重県松阪市役所で開館3周年記念図録「旧長谷川治郎兵衛家」(税込み2000円)を竹上真人市長に贈呈した。

旧長谷川家は同市魚町にある豪商邸宅。同市に寄贈され、平成31年4月に公開された。建物群が国重要文化財、敷地全体が県史跡・名勝に指定されている。

同NPOは松阪商人の旧長谷川家や旧小津清左衛門家などの管理・運営を手掛け、企画展や講座を開いている。

図録作成は松阪を代表する文化遺産の周知と郷土史学習教材の提供、観光PRが狙い。

図録はA4判で、写真編78ページと、解説編30ページの2部構成。写真は所蔵資料の逸品や建物群など171点。長谷川家の歴史や建造物、庭園、所蔵資料、年中行事を解説している。

門暉代司理事長は「11代目当主が餅のコレクター。12代目の嫁は滋賀県の近江商人から嫁ぎ、松阪駅から婚礼道具の行列ができた」と写真を説明。

竹上市長は「昔の大金持ち。すごい」と感動していた。

1000部発行し、同市に120冊を贈り、市内の小中学校や公民館、図書館に配る。他に330冊を県内の図書館などに献本する。

旧長谷川家や旧小津家、観光交流センターなどで販売する。問い合わせは同NPO=電話0598(21)8600=へ。