
【度会郡】三重県玉城町原で太陽の回りに光の輪ができたように見える「ハロ」が現れ、同町上田辺の写真愛好家、林隆久さん(72)が写真に収めた。
ハロは日暈(ひがさ)とも呼ばれ、薄雲の中の氷の粒によって太陽光が反射・屈折してできる現象とされる。
林さんによると、4日午前11時半ごろ、同町原にあるアスピア玉城を散策していた時に池に映った光の輪を見付け、空を見上げるとハロが現れていた。急いで撮影していると、10分ほどで光の輪がだんだんと薄くなっていった。
これまでもハロを撮影したことはあったが、今回のように光の線が入った状態を写したのは初めて。上空のハロと池の水面に映る姿を一緒に捉えた写真も撮ることができたという。
林さんは「これからも面白いものを見付けて撮影していきたい」と話した。