
ハンドボールの日本リーグは第24週第3日の5日、男子3試合、女子4試合が行われた。三重県鈴鹿市拠点の女子チーム、三重バイオレットアイリスはイズミメイプルレッズ(広島)に22―30で敗れて通算成績が11勝7敗となり、5位が確定して、上位4チームによるプレーオフ(PO)進出を逃した。
三重バイオレットアイリスはプレーオフ争いをしていたイズミと序盤から一進一退の攻防を見せたが、後半途中、17―17の同点の場面から速攻などで6連続失点を喫すると、その後は失った流れを取り戻すことはできず、6季連続のプレーオフ進出はならなかった。
この日がレギュラーシーズン最終戦で、会場のAGF鈴鹿体育館では試合後、今シーズン限りで退団する万谷由衣、近藤保乃佳、島居宏汀各選手、櫛田亮介監督らスタッフからのあいさつがあった。
在籍10年目の今季の目標をプレーオフ初優勝と、新型コロナウイルスの影響で中止になった三重とこわか国体優勝に置いていたと話す四日市市出身の万谷選手は「思ったような1年ではなかったが色々な人の支えを感じることが出来た」と述べて周囲の支援に感謝した。

ウクライナへのロシアの軍事侵攻を受けて、試合前には全ての人の平和を呼び掛ける横断幕をコートに掲げた。