大紀町一般会計72億円 新年度当初予算案

【度会郡】三重県の大紀町は3日、令和4年度当初予算案を発表した。一般会計は対前年度肉付け予算比15・3%増の72億6400万円でほぼ例年並み。7日開会の町議会3月定例会に提案する。

歳入では、町税が固定資産税の減などにより1・2%減の6億8490万円。地方交付税は11%増の37億2千万円。町債発行は3・5%減の3億9250万円で、4年度末残高は88億4420万円となる見込み。

一般財源の不足に伴う財政調整基金の取り崩し額は11億4400万円で、4年度末残高は10億2311万円となる見通し。

歳出では、財政健全化に向けた地方債の繰り上げ償還で公債費が大きく増え、88・1%増の23億840万円。人件費と扶助費を合わせた義務的経費総額は39・2%増の39億5435万円。投資的経費は、統廃合で廃園する柏崎わかば保育園の跡地活用として、消防詰所設置に向けた造成工事と、併せて柏崎公園を整備する事業費などを計上し、12・5%減の4850万円とした。

新規事業として、外出困難な高齢者や身体障害者に対する粗大ごみなど一般廃棄物回収に向けた補助金として15万円を計上。町内24カ所の自主防災組織に対する資機材や訓練助成として120万円、一般家庭での防災用品購入補助として500万円を計上した。

主な事業は次の通り。

「水稲作付農家臨時支援金」コロナ禍で減収した農業従事者を対象とした交付金=660万円▽「商品券交付事業」コロナ禍での消費拡大に向けて全町民を対象に1万5千円分の商品券を交付=1億2307万円▽「観光協会設立準備補助金」商工会や地域活性化協議会などと連携して観光協会を設立するための準備金=10万円▽「地域包括支援事業」地域包括支援センター直営化に伴う運営費=2078万円。