リニア候補地決定、喜びのプラレールタワー 亀山の和菓子店「生甘堂」に設置 三重

【プラレールタワーを作った伊藤圭佑さん(右)と小林代表=亀山市中庄町の和菓子店「生甘堂」で】

【亀山】三重県亀山市中庄町の和菓子店「生甘堂」(伊藤正博店主)の長男、圭佑さん(13)ら子ども4人は、同店内にプラレールタワーを組み立てて設置している。3月末まで。

小さい頃からプラレールに興味を持っていた圭佑さんは、リニア中央新幹線名古屋―大阪間の停車駅候補地として亀山市内に駅が決まったことで、プラレールで喜びを表現したいと、思いを募らせていた。

圭佑さんは、県内外でプラレールのイベントを開いている「亀鈴トイレールクラブこまち」の小林桂代表(49)=同市関町泉ヶ丘=の子どもとスポーツ施設で友達となったことをきっかけに、小林代表の協力でプラレールの提供を受け、実現した。

店内では、圭佑さんと小学2年生の弟、小林代表の子ども2人も手伝い、和室4畳にプラレール用の橋脚で高さ約2.5メートルのタワーを作り、その内部にレールを設置して車両を走らせた。ピンク、白、緑の3色の橋脚を使い、店名「生甘堂」の3文字を3色だんごの色合いで表現。リニア新幹線は黄色で表し、リニア亀山駅も作った。常時22台の車両が走っている。

圭佑さんは「皆が手伝ってくれたおかげで、思っていた以上のプラレールができて満足している」、父親の伊藤店主(48)は「例年、ひな人形を飾っているが、今年は息子のために場所を提供した」とし、「和菓子を買いに訪れるお客さまから『また、孫を連れて来ます』など話題になっている」と話した。

小林代表は「圭佑くんの思いが実現してよかった。いま、亀山ラッピングのリニア車両の制作に取りかかっています」と話していた。問い合わせは生甘堂=電話0595(82)1011=へ。