コストコが三重県内初出店へ 亀山市内に、県庁で立地協定

【協定を交わした(左から)一見知事、テリオ社長、櫻井市長=県庁で】

米国発祥の会員制大型量販店を展開するコストコホールセールジャパン(川崎市)が三重県亀山市に「コストコ亀山倉庫店」(仮称)を出店することが決まり、県と市、同社が28日、立地協定を交わした。同社は2―4年後のオープンを目指す。出店すれば、県内では初めて。東海3県では4店目となる。

同社は東名阪自動車道の亀山インターチェンジ周辺(同市太岡寺町)への出店を検討している。10年ほど前から県内進出を模索していた。市から打診を受け、アクセス性などを踏まえて出店を決めたという。

同社によると、店舗面積は他のコストコと同じ約1万4500平方メートルとする予定。敷地内には約800台分の駐車場やガソリンスタンドを備えるという。県内の会員は約15万人に上っている。

協定は県の立ち会いで締結。市が出店に合意し、同社の業務が円滑に行われるよう「誠意を持って協力する」と明記した。同社が地域振興の観点から雇用の推進や地元との交流などに努めることも定めた。

この日、一見勝之知事、櫻井義之市長、ケン・テリオ社長が県庁で協定書に署名した。一見知事は「コストコと共に三重も発展したい」とあいさつ。櫻井市長は「一日も早いオープンを期待する」と述べた。

テリオ社長は「県内に出店したいと思ってから土地を探してきた。県と市の協力を得ながら出店を進めたい」とあいさつ。約400人を雇用し、店舗を防災拠点として活用することも検討する考えを示した。