会計実務検定で全科目合格 三重県内で津商高のみ3年生4人

【全商会計実務検定で全3科目に合格した(前列右から)多田さん、大石さん、(後列右から)白藤さん、赤塚さん=津市渋見町の県立津商高で】

【津】三重県立津商業高(津市渋見町)ビジネス科3年の大石実穂さん(18)、白藤玖望さん(18)、赤塚加奈さん(18)、多田有希さん(17)の4人が、全国商業高等学校協会の会計実務検定試験で全3科目合格を果たした。全科目の合格は全国でも難しく県内では同校のみの快挙。卒業式を翌日に控えた2月28日、4人に表彰状が贈られた。

同検定はビジネスマネジメント能力の育成を目的にしており財務諸表分析▽財務会計▽管理会計―の3科目からなる。3科目のうち管理会計は経営管理の視点が含まれる高度な内容で本年度の合格率は33・7%と低い中、4人合格の快挙となった。

大石さんは「高校で簿記が好きになり目標にした検定で結果が出てうれしい」と喜ぶ。白藤さんは「計算のやり方を覚えるのに時間がかかったが過去問を繰り返すことで分かる問題が増えた」と振り返る。

卒業後の進路は4人それぞれ。就職する赤塚さんは「これから難しい検定を取る時の自信につながる。日商簿記1級を取りたい」と話し、会計の専門学校に進む多田さんは「学んだ延長にある日商簿記1級や税理士試験を目指したい」と語った。