亀山市一般会計220億7700万円 新年度予算案4.4%減「しなやか改進予算」 三重

【新年度当初予算案を発表する櫻井市長=亀山市役所で】

【亀山】三重県亀山市は17日、令和4年度一般会計当初予算案を発表した。前年度比4・4%減の220億7700万円。25日開会の市議会3月定例会に上程する。

同予算案は、第2次総合計画後期基本計画(令和4―7年度)の策定を3カ月延伸することにより、後期基本計画の策定前に編成した。前期基本計画期間から継続的な事業を軸に計上。令和4年度の新規事業の予算については、6月定例会で補正予算案を上程する。

櫻井義之市長は同日の定例記者会見で、「コロナ禍の早期克服など環境の変化に適応し、乗り越えていく強靱(きょうじん)さを求めて、より一層しなやかな挑戦を進めるため、『しなやか改進予算』として予算編成した」と述べた。

歳入は、市税がコロナの影響により給与所得者の回復や企業の投資が見込めないなどの要因で、前年同比1・0%減の99億1840万円。地方交付税は67・2%増の24億4千万円で、財政調整基金から7億9千万円を取り崩す。財政調整基金の令和四年度末残高見込みは約21億9千万円。

歳出は、コロナ関連事業「市民へのワクチン接種」として、医師や看護師への報償費などに1億3240万円とした。一方、障がい者(児)自立支援事業や保育所増築事業、扶助費などの民生費に過去最高額の約74億7千万円を計上した。

このほかの主な事業は次の通り。

亀山駅周辺整備事業=7億6千万円▽新図書館整備事業=9億2400万円▽地域生活交通再編事業=1億3950万円▽ごみ溶融処理施設大規模整備事業=1億4750万円▽福祉医療費助成事業=1億9千万円▽放課後児童クラブ事業=2億76万円▽行政情報システム事業=1億380万円。