「わた女」新作 津松菱で畠さん油彩画個展 三重

【作品を紹介する畠さん=津市東丸之内の松菱6階美術画廊で】

【津】三重県津市を拠点に活動する作家の畠知良さん(37)の油彩画展「Bon appetit!」が、同市東丸之内の津松菱6階美術画廊で開かれている。オリジナルのキャラクター「わた女」を描いた新作を中心に大小35点を展示販売している。21日まで。

畠さんは同市一志町出身。名古屋芸術大洋画コースを卒業後、事務職をしながら創作を続け、個展やグループ展で作品を発表。百貨店での個展は初めてとなる。

もこもことした形からすらりとした肢体や足が伸びる「わた女」が向かい合って食事をする「二人の時間」、5人が並んで歩く「Excusez―moi」などが並ぶ。時間をかけつるりとした質感に仕上げたキャンバスに豊かな色彩と強弱のある線で描いている。

装飾的な縁取りや色付きのアクリル板など特徴ある額装は「絵ができる過程で服を選ぶようにイメージが湧く」という。

畠さんは「わた女は軽やかに飛んでいきたい願望で自由の象徴。『こういう表現もある』と作品を味わっていただけたら」と話した。