県議定数削減撤回を、請願を提出 伊賀市選挙区の住民自治協会長ら

【記者会見で、請願を提出したことを明らかにする奥澤会長=県庁で】

次期県議選から適用する伊賀市選挙区の議員定数削減は国勢調査の結果に基づく人口比に反しているとして、市内の住民ら40人が16日、定数減の撤回を求める請願を青木謙順県議会議長宛てに提出した。

請願は、7人の住民自治協議会長と33人の自治会役員らが連名で提出。地元県議の県政報告で定数減を知った西柘植地域まちづくり協議会の奥澤重久会長が今年に入ってから提出者を募ったという。

請願は1減の2となる伊賀市選挙区の議員定数について、直近の国勢調査結果に基づく人口割では3となると指摘。定数削減は「結論ありきで進められた暴挙と言わざるを得ない」として撤回を求めている。

この日、奥澤会長は県議会事務局の職員に請願書を手渡した。24日の本会議で請願の提出が報告された後、総務地域連携デジタル社会推進常任委での審議を経て3月24日の本会議で採決される見通し。

奥澤会長は16日の記者会見で、定数削減について「伊賀市民にとってゆゆしき問題で、民意が大きくそがれる。怒り心頭だ」と批判。「県議会には定数を再検討し、元に戻してもらいたい」と述べた。