鈴鹿市にベトナム名誉領事館 20日開所、谷口さん市長に報告

【20日開所のベトナム名誉領事館について末松市長に報告する谷口名誉領事(右)=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市白子駅前に20日、ベトナム名誉領事館が開所する。全国で5番目。16日、名誉領事の谷口守行さん(73)=伊勢市中村町=が鈴鹿市役所を訪問し、末松則子市長に報告した。

同名誉領事館の任務は、県とベトナムとの経済交流や文化交流のほか、県在住のベトナム人の相談や保護、県内の特定技能者や技能実習生、留学生やエンジニアの増員推進など。ビザの発給などはできない。運営は企業からの協賛金で賄う。開所時間は平日午前9時―午後5時まで。

谷口さんは平成16年に三愛友好交流協同組合を設立。長年、海外実習生の指導や受け入れ企業の管理に取り組んできたことがベトナム政府に評価され、昨年11月19日付で名誉領事に任命された。任期は3年間。

行政や商議所などの協力的な姿勢から「外国人との共生に理解がある」と判断し、市を拠点に選んだという。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で開所が遅れた。

来庁した谷口さんは「日本とベトナムの経済や文化交流の窓口となり、より強固な信頼関係の構築につなげたい」と話した。

末松市長は「本市を拠点に選んでいただいたのは名誉なこと。互いに連携していければ」と激励した。

令和3年12月31日現在の外国人県民は5万3042人。そのうちベトナム人は9390人。鈴鹿市内のベトナム人は721人で県内5番目になる。

問い合わせは同名誉領事館=電話059(373)7666=へ。