表参道にちょうちん飾り 桑名の鎮国守国神社、日没から点灯 三重

【表参道にずらりと並ぶちょうちん=桑名市吉之丸の鎮国守国神社で】

【桑名】三重県桑名市吉之丸の鎮国守国神社境内の表参道に、高さ約3・6メートルの大小2基のちょうちん屋形が設けられた。100個のちょうちんを飾り付け、3日夜から点灯が始まっている。

神社は旧桑名城跡、九華公園内にある。園内では春から初夏にかけて、サクラ、フジ、ツツジ、ハナショウブなどの花が楽しめる。コロナ禍前は多くの人でにぎわったが、ここ数年は花見に来る人や参拝客も大幅に減った。

公園に以前のにぎわいを取り戻そうと、昨年10月、神社の責任役員らで「桑名城本丸事務所」を立ち上げた。献灯を募ると、市内外の企業や個人のほか、地元自治会が協力してくれた。「桑名城址 華まつり献灯」と銘打って同事務所が主催し、点灯は6月中旬ごろまで続ける。

神社の境内には、50本以上のウメが植えられていて、これから見頃を迎える。イベントや祭りが中止になる中、嵯峨井和風(かずのり)宮司(60)は「こんな時期だからこそ、静かに夜の花見を楽しんでもらいたい」と話す。

点灯時間は日没から午後9時までで、サクラが咲く期間は同10時までを予定している。