新型コロナ三重県内776人感染 老人ホームと医療機関でクラスター

三重県は11日、未就学児から90代までの男女776人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの新規感染者としては過去4番目に多い。県内の感染者は延べ3万511人となった。

また、県は11日、これまでに複数の感染者が判明していた県内の有料老人ホームと医療機関で、クラスター(感染者集団)が発生したと認定した。県内のクラスターは129件となった。

県によると、この有料老人ホームでは、これまでに入所者や職員ら24人の感染が判明している。県は食事などの介助や共有スペースの利用などを通じて感染が広がった可能性があるとみている。

同じくクラスターとなった医療機関でも、入院患者や職員ら69人の感染が確認されている。感染者が判明した病棟は、食事などの介助が必要でマスクの着用が難しい患者が多く入院しているという。

11日現在の病床使用率は51・3%で、前日から1・9ポイントの上昇。3日ぶりに50%を超えた。自宅療養者は前日比40人増の5816人、入院調整中の感染者は1人減の7人となっている。

新規感染者は四日市市で128人、鈴鹿市で118人、津市で115人、桑名市で88人、松阪市で54人、いなべ市で47人、伊賀市で43人、伊勢市で41人、名張市で32人、亀山市で21人、菰野町で14人、東員町で13人、川越町で10人、朝日町で9人、明和町と玉城町で7人ずつ、志摩市で6人、県外で4人、木曽岬町と大紀町で3人ずつ、大台町、鳥羽市、紀北町、熊野市、御浜町で2人ずつ、度会町、尾鷲市、非公表で1人ずつ。このうち311人の感染経路が分かっていない。