
三重県議会は10日の緊急会議で、新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」に基づく営業時短要請の協力金として、約72億7千万円を計上した本年度一般会計補正予算案を全会一致で可決した。
県によると、補正予算に計上した協力金は、先月21日から実施している営業時短要請に応じた飲食店に支給する。先月31日から要請の対象に加えた県南部の飲食店も含む。全額を国の交付金で賄う。
この日、県は緊急会議に補正予算案を提出し、県議会は予算決算常任委での審議を経て即日採決した。県は13日で期限を迎える営業時短要請の延長に伴う協力金を計上した補正予算案も近く提出する方針。