名物餅食べて地域の歴史学ぶ 桑名の学童保育所でイベント 三重

【「太閤出世餅」を食べる児童ら=桑名市神成町の「大成学童保育所 日の本クラブ」で】

【桑名】三重県の名物餅を食べて、その餅を販売している店周辺の地域のことを学ぶイベント「社会科体験 餅街道のお餅を食べよう」が9日、桑名市神成町の「大成学童保育所 日の本クラブ」であった。同学童保育所に通う1―5年生24人が参加した。

イベントは県北部で学童保育所を運営している社会福祉法人「日の本福祉会」(四日市市松原町)が、県に愛着を持ってもらおうと、運営する全42カ所の学童保育所で行っている。

昨年4月から始め、2カ月に1回のペースで実施。県内各地の名物餅をおやつとして提供し、同時にその地域の特徴や歴史などを教えている。保護者からも「毎回、どんな餅が出てくるか楽しみにしている」「コロナの影響で旅行にも行けない。ちょっとした旅気分も味わえるので、こうした機会をつくってもらえるのはありがたい」などと、好評を得ている。

今回は6回目で、伊勢市の名物「太閤出世餅」を提供した。豊臣秀吉が伊勢を訪れた際に好んで食べたとされ、秀吉にあやかってその名が付いたことなどを教わると、児童らは黙って餅を食べた。大成小学校3年の西田尚礼(なおゆき)君(9つ)は「初めて食べた。おいしい。(イベントは)地域のことを知れて、楽しい」と話した。

次回は3月頃を計画していて、引き続き伊勢市の「岩戸餅」を提供する予定という。