生徒らSDGsを理解 伊勢・小俣中で「河田フェザー」リサイクル活動紹介 三重

【タブレット端末を使って黒田さんの講義を受ける生徒ら=伊勢市の小俣中学校で】

【伊勢】三重県伊勢市の小俣中学校で8日、SDGs(持続可能な開発目標)について学ぶ出前授業が開かれた。環境保全活動などに取り組む明和町の羽毛素材メーカー「河田フェザー」SDGs推進室長の黒田健さん(60)が講師となり、3年生217人が理解を深めた。

同社は、羽毛リサイクル事業やCO2削減への取り組みなどSDGsの達成に向け積極的に活動している。昨年から、市内の高校や中学校に出向き、出前授業も実施している。

コロナ対策のため、授業はビデオ会議システムを使い、黒田さんが別室から3年生7クラスに向けて講義。使わなくなった羽毛製品を回収してリサイクルする同社の活動を紹介した。続いて、身近なSDGsをテーマに、貧困や教育、気候変動などSDGsの17の目標ごとに、この地域で取り組まれている活動事例を解説。貧困家庭の子どもたちに食事を提供する事業や環境に配慮したマイバッグ持参運動、海岸清掃活動などを挙げ「17の目標を自分の行動に置き換え、できることを考えよう。地球を守り、長く住み続けられるよう、みんなで力を合わせて行動しよう」と呼び掛けた。

世古心寿さん(15)は「SDGsについてあまり考えたことはなかったが、具体的なことを聞いて学ぶことができた。海岸清掃はできそう。機会があったら参加してみたい」と話した。