津市の委託料詐取で有罪 津地裁判決、会社と社長に 三重

三重県津市から草刈業務委託料を詐取したとして、詐欺などの罪に問われた同市の天満石工業と同社社長、天満克明被告(55)の判決公判が9日、津地裁であった。四宮知彦裁判官は、同社に罰金200万円、天満被告に懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲役5年)の判決を言い渡した。

四宮裁判官は判決理由で「刈草などの処理費用を惜しみ、違法な手段によって多くの利益を確保する利欲目的から犯行を重ねた一連の意思決定は非難を免れない」と指摘した。

一方、1千万円を弁償し、放置した刈草などの処分を終えていることや、同社が市から指名停止処分の社会的制裁を受けているなどとして、執行猶予付きの判決とした。

判決によると、平成29年から令和元年までの間、津市から委託された草刈業務で排出された刈草を山林に投棄して適切に処分していなかったが、虚偽の計量証明書などを同市に提出し、草刈業務委託料計3036万円を詐取した。