日本茶小売「加藤清芳園」が事業停止 帝国データバンク四日市支店 三重

帝国データバンク四日市支店は9日、三重県鈴鹿市上田町の日本茶小売会社「加藤清芳園」(加藤公昭社長)が事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったと発表した。負債総額は昨年9月時点で約1億2千万円。

支店によると、同社は明治5年に創業した日本茶小売りの老舗。県内のショッピングセンターを中心に出店して伊勢茶などの販売を手掛け、近年のピーク時には約3億円の売上高を計上していた。

ただ、茶葉の需要低下や賃料の負担増などを受けて収益が低迷し、ここ数年は赤字決算が続いていた。新型コロナウイルスの感染拡大による客の減少もあって資金繰りのめどもたたず、事業の継続を断念した。