エコツアーで江崎さんアカデミア賞 海島遊民くらぶ代表、鳥羽市長に報告 三重

【中村市長に受賞を報告する江崎さん(左)=鳥羽市役所で】

【鳥羽】海島遊民くらぶ代表としてエコツーリズムの確立に向けて活動する江崎貴久さん(47)=三重県鳥羽市鳥羽1丁目=が8日、同市役所を訪れ、全国日本学士会主催の今年度アカデミア賞(社会部門)の受賞を中村欣一郎市長に報告した。

同団体は学問の自由と民主化を旗印に学術文化や社会福祉、国際交流の分野で顕著な功績のある人々を表彰。昭和24年からこれまでに日本画家の横山大観や松下電器社長の松下幸之助などが表彰されている。

江崎さんは宿泊業のかたわら、平成13年から鳥羽の離島を舞台に自然文化と教育、観光を一体化させたエコツアー「海島遊民くらぶ」を展開。観光客だけでなく地元住民も共に幸福を共有する「成幸エコツーリズム」を提唱し、行政を含む各機関との連携や地域ブランド化など水産業への貢献が評価されたという。

最年少での表彰という江崎さんは、「観光を進めたいがあまりに無理やり住民を参加させるのではなく、自然に良いと思える範囲で関わるシステムが鳥羽モデルとして評価された。今後は良いことも悪いことも発信して課題解決に取り込んでいけたら」と話した。

中村市長は「また一つ鳥羽の自慢が増えた。同ジャンルで活動する方の励みになるのでより一層自信を持って活動を」と激励した。