鈴鹿サッカー場の着工延期申し入れ 市民団体、事業主に 三重

【鈴鹿】鈴鹿市の三重県営都市公園「鈴鹿青少年の森」への民間企業によるサッカースタジアム建設が9日から始まるのを前に、自然保護などを理由に反対する市民団体「鈴鹿青少年の森を愛する会」は8日、同市江島本町1丁目の白子公民館で、事業主のアンリミテッド(吉田雅一社長)=同市住吉4丁目=と懇談し、着工延期を申し入れた。

スタジアムはJリーグ参入に向け、市を拠点に活動する日本フットボールリーグ(JFL)所属のクラブチーム「鈴鹿ポイントゲッターズ」の運営会社アンリミテッドと関連会社ノーマークが共同建設する。

市が県から施設管理の許可を得るとともに、公益性の高い施設として公園使用料を全額免除する。設置期間終了後の原状回復責任は市にある。

この日の会合は非公開で実施。同会の共同代表ら6人と、吉田社長ら関係者4人が出席した。

同会によると、同会は財政計画など6項目について質問し、「工事の延期で誠意を見せてほしい」と訴えた。同社は後日、書面での回答を約束したという。

工事延期の申し入れを受け、同社は取材に対し「県と市に許可を得ているので着工はしていく」との考えを示すととともに、「今日頂いたさまざまな意見は、貴重な意見として受け止めていく」と話した。