特殊詐欺に注意を 桑名、「お薬手帳」に啓発シール 三重

【お薬手帳にシールを貼って注意を呼び掛ける薬剤師(後方)=桑名市寿町の桑名薬局で】

【桑名】三重県桑名市と桑名署、桑名地域生活安全協会は3日、薬局を利用する際に持参する「お薬手帳」に、特殊詐欺被害防止の啓発シールを貼って注意を促す取り組みを桑名市内で始めた。

シールは縦2センチ、横4センチ。「キャッシュカードを『預かる、保管する、交換する』という電話は要注意」「暗証番号は教えない」「キャッシュカードは渡さない」と書かれている。

【高齢者の「お薬手帳」に貼るシールとチラシ】

新型コロナウイルスの影響で、特殊詐欺への注意を呼び掛ける街頭啓発活動が実施しにくい中、多くの高齢者が、薬局を利用していることに目を付けた。桑名地区薬剤師会が協力し、同会所属の市内68カ所の調剤薬局などで、チラシとともに高齢者に配ってもらう。今回、各店舗にシールとチラシ200枚ずつ渡した。

同市寿町の桑名薬局では、薬剤師が薬を渡す際、患者のお薬手帳に啓発シールを貼って、注意を呼び掛けていた。

市危機管理室の村田真紀子室長は「自分だけは大丈夫と決して思わないで。日ごろからお薬手帳のシールを目にすることで、被害防止につながれば」と話した。