サッカー場建設、即時中止を 鈴鹿市に市民団体が申し入れ書 三重

【サッカースタジアム建設中止を求める市への申し入れ書の提出で会見する会員ら=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の県営都市公園「鈴鹿青少年の森」への民間企業によるサッカースタジアム建設が違法であるとして、反対する市民団体「鈴鹿青少年の森を愛する会」の共同代表らは2日、市に即時中止を求める申し入れ書を提出した。

申し入れ書では、1月27日に栃木県宇都宮地裁が栃木市のサッカースタジアムを巡り「サッカー場を設置した会社への使用料免除に強い公益性が有ると認められず、違法である」との判決を下したことを挙げ、九日から始まる建設の中止を求めている。

スタジアムはJリーグ参入に向け、市を拠点に活動する日本フットボールリーグ(JFL)所属のクラブチーム「鈴鹿ポイントゲッターズ」の運営会社アンリミテッドと関連会社ノーマークが共同建設する計画。

市が県から施設管理の許可を得るとともに、公益性の高い施設として公園使用料を全額免除する。設置期間終了後の原状回復責任は市にある。

提出後、共同代表の一人、佐倉邁さん(86)らを含む会員7人は記者会見を開き、「今後は法的措置も視野にに入れ、栃木市の団体との連携も検討している」と話した。

同日、県に許可取り消しの申し入れ書を提出し、アンリミテッドに面談を申し入れた。

担当の同市スポーツ課は「本市としては適切な手続きを進めていると考えており、今後も県と連携し対応していきたい」と話していた。