県コロナ対策本部で感染者 三重、記者会見オンラインで

【対策本部事務局での感染判明を受け、オンライン方式に変更した記者会見=県庁で】

三重県は1日、県の新型コロナウイルス感染症対策本部事務局で勤務していた30代の男性職員が新型コロナに感染したことを明らかにした。県の対策本部事務局で感染者が判明するのは初めて。事務局は他部署から応援を受けるなどして体制を維持する方針。

県によると、この職員は先月29日から症状があり、同31日に医療機関で検査を受けて陽性と判明。1日発表の新規感染者には含まれず、2日にも公表される。感染経路は分かっていない。

保健所は公用車で県内出張に同行した事務局の同僚ら4人を濃厚接触者に特定し、県は4人を7日間の自宅待機とした。「出張先で接触者はいない」としている。詳細な業務は明らかにしていない。

また、職員は先月29日まで事務局が入る県庁講堂に出勤していたが、県は「感染可能期間中の勤務は極めて短時間で対策も徹底していたため、4人のほかに濃厚接触者はいない」としている。

この日、県は感染状況に関する記者会見を「感染防止対策に万全を期す」(担当者)として、オンライン形式で実施した。事務局内での感染拡大がないことが確認されれば、通常の形式に戻すという。

感染症情報プロジェクトチームの栗山武課長は会見で、事務局内での感染判明について「業務に全く影響がないわけではないが、他の部署から職員の応援を受けるなどして体制を維持する」と述べた。