伊勢まちなか開発と基本協定締結 伊勢市駅前再開発事業で市 三重

【伊勢】三重県伊勢市は31日、JR伊勢市駅前B地区再開発事業への保健福祉拠点施設入居に向けて、開発事業者の伊勢まちなか開発(河崎一丁目、熊田満社長)と基本協定を締結した。

協定では、市の入居施設の月額賃料を坪当たり7900円とし、賃料の1割に当たる額を共益・管理費として支払う。駐車場は、30分当たり100円の時間貸しとし、施設利用者の代金を市が負担する。

支払い起算日は内装工事着手日とし、契約期間は20年間とし、10年間は途中解約できない。10年経過以降の途中解約時の違約金については経過年数に応じて賃料の1年分―その半分に当たる額を支払うとしている。このほか双方が協定に違反した場合の協定解除権なども盛り込んだ。

27日の市議会臨時会では、内装工事の設計委託料1530万円と、都市開発資金貸付金制度に基づく事業者への貸付金12億円、20年間の賃借料や管理費、共益費21億2858万1000円の債務負担行為を盛り込んだ補正予算案が可決された。

市福祉総務課によると、大規模な協定式はせずに熊田社長をはじめ同社の役員数人が市役所を訪問し、鈴木健一市長と面談。その場で協定書への署名、押印を取り交わしたという。

今後は年度内に正式に賃貸借契約を締結すると共に、内装工事の設計事業者を入札で決定。設計を元に算出した内装工事費を新年度予算案に盛り込み、議会に提案する見込みとしている。