上げ馬神事の今年も休止 桑名の多度大社 三重

【桑名】多度大社(三重県桑名市多度町多度)は31日、毎年5月4、5日に同所で行われる県指定無形民俗文化財「多度大社上げ馬神事」について、本年度も休止すると発表した。新型コロナウイルス感染症の流行と終息が見通せないためで、休止は3年連続。

「多度大社上げ馬神事」は5月4、5日に開かれる多度大社の大祭で行われ、氏子の各御厨(7地区)から神馬と騎手を出し、高さ約2メートルの土壁を駆け上がる神事で、南北朝期から始まったとも伝えられている。元々は神馬を献上していたものが、現在のような形に変わったとされ、上がった馬の数でその年の豊凶を占っている。

神事は4月1日の「御籤おろし」によって騎手・神児が決まるところから始まり、騎手は1カ月間身を清め騎乗の練習をし、本番に挑むことで知られている。