3回目ワクチン集団接種始まる 津の会場で、知事視察 三重

【集団接種会場を視察し、報道陣の質問に答える一見知事=津市藤方で】

三重県による新型コロナウイルスワクチン3回目接種が30日、津市藤方のツッキードームに設置した集団接種会場で始まった。来月末までに四日市大(四日市市萱生町)と県伊勢庁舎(伊勢市勢田町)を含めた3会場で計6千人に接種する予定。この日は一見勝之知事が会場を視察した。

県によると、集団接種会場は3回目接種の加速化を目的に県が設置。来月下旬までの週末に接種する。2回目接種を終えた18歳以上の県内在住・在勤者らが対象。モデルナ製のワクチンを使用する。

この日、ツッキードームでは事前に予約した約600人が接種を受けた。一見知事は会場を訪れて接種の手続きなどについて担当者から説明を受けたほか、接種の作業に当たるスタッフらをねぎらった。

一見知事は視察後の取材に「会場では医療関係者の協力で円滑に接種できている」と評価。県内の3回目接種率が27日時点で2・1%と全国で43位にとどまっているとし、接種を呼び掛けた。

一方、県営接種会場では昨年9月、電源の供給ミスで2回目接種用のワクチン4800回分を廃棄していた。一見知事は「前回の反省に基づいて十分な準備をしているが、油断のないようにしたい」と語った。

県営接種会場は29日時点で接種予定数の7割に当たる約4千人分の空きがある。県は専用のウェブサイトやホットライン=電話059(224)2825=で引き続き予約を受け付けている。