高校生と教員、書で競演 三重県高校文化連盟作品展

【1校1行ずつ書いた「蘭亭序」の合同作品=津市大谷町の県立美術館県民ギャラリーで】

【津】「第49回三重県高校文化連盟書道部門生徒・教員展」(県教委など主催)が29日、津市大谷町の県立美術館県民ギャラリーで始まった。県内公私立高校31校の書道部員114人と顧問の教員31人の作品計141点を展示している。30日まで。午前9時半―午後2時45分。入場無料。

一年の成果を発表する機会として各校幅3・2メートルのスペースに臨書の額など5作品までを出品。中国や日本の古典を中心に題材にしており、楷▽行▽草▽隷▽篆(てん)―の5つの書体のほか、甲骨文字やかな作品など多様な作品がある。

合同のテーマ作品は東晋時代の書家、王羲之の「蘭亭序」神龍半印本の臨書に挑戦。28行を一校一行ずつ書き一つに仕上げている。教員はかなや篆刻、写真との組み合わせなど個性豊かな作品を出品している。

県立尾鷲高校の岸本一哉教諭(38)は「コロナ禍でもそれぞれに頑張っている。作品から高校生のエネルギーを感じとってもらえたら」と話した。