鈴鹿市長らに申請取り消し求める サッカー場建設で市民団体 三重

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の県営都市公園「鈴鹿青少年の森」への民間企業によるサッカースタジアム建設について、市による県への申請が不当であるとして、建設に反対する市民団体「鈴鹿青少年の森を愛する会」の共同代表ら3人は27日付で、市長と担当部長に対して申請の取り消しと、原状回復相当額1億円の返還を市に求める住民監査請求をした。

請求書では、スタジアムの公益性や将来的に市が財政負担を負う可能性が大きい―など三つの問題点を挙げ、「県への設置申請は一民間企業への利益供与の疑いがある」としている。

スタジアムはJリーグ参入に向け、市を拠点に活動する日本フットボールリーグ(JFL)所属のクラブチーム「鈴鹿ポイントゲッターズ」の運営会社アンリミテッドと関連会社ノーマークが共同で建設する計画で、2月9日に着工予定。

市が県から施設管理の許可を得るとともに、公益性の高い施設として公園使用料を全額免除する。設置期間終了後の原状回復責任は市にある。

取材に対し、末松則子市長は「現時点では内容について精査をしていないので、請求についてのコメントは差し控える」とした。