相可センバツならず 高校野球21世紀枠、3年連続で三重県勢出場なし

【吉川秀明校長からセンバツ出場校から漏れたことを伝えられる相可の選手ら=多気町相可で】

第94回選抜高校野球大会(3月18日から13日間・甲子園)の出場32校を決める選考委員会が28日開かれ、21世紀枠の東海地区候補だった相可高校は落選した。2001年から始まった21世紀枠からの三重県勢出場は今年もなかった。一般選考枠でも県内高校の選出はなく、3大会連続で県勢が出場しないセンバツとなる。

多気町相可の同校では午後3時45分ごろ、吉川秀明校長が野球部員27人に選考漏れを報告した。吉川校長から「悔しい現実を受け止め、前に向かって行きましょう」と励まされた2年生の北川睦貴主将は「(東海地区候補として)貴重な時間を過ごさせてもらった。実力で甲子園に出場することを目指して、しっかりと努力する」と話した。

【21世紀枠でのセンバツ選出を逃し会見に臨む相可の北川睦貴主将=多気町相可で】

21世紀枠は試合の成績が良好ながら、強豪校に惜敗するなどして甲子園の出場機会に恵まれない学校に門戸を開く目的で2001年に導入。相可は、測量士などの国家資格取得や松阪牛の肥育などに取り組みながら野球でも安定した実力を維持し、昨年秋の県大会もベスト8入りする実績を残したことから最終候補の9校に選ばれ、春夏通じて39年ぶり、センバツは初めての出場を目指していた。