特定任意講習に手話通訳 東海3県初、三重県運転免許センターで

【手話通訳者の通訳を見ながら講習を受ける参加者=津市垂水の県運転免許センターで】

三重県警は28日、津市垂水の県運転免許センターで、手話通訳者を付けた「特定任意講習」を開いた。センターによると、東海3県では初で、全国では6県目。

特定任意講習は、運転免許証の更新申請日前の6カ月以内に受講すると、更新時の講習が免除される。

コロナ禍でマスクを着用するようになったことで、唇の動きなどが読み取りづらくなり、昨年8月に県聴覚障害者協会会長の深川誠子さん(52)が「講習の環境を良くしてほしい」とセンターに要望していた。

この日の講習は15人が参加。手話通訳者2人が後交代しながら通訳し、参加者が時折個別に質問をしていた。

講習を受けた深川さんは「手話通訳を付けてもらったことでよく分かった。手話通訳がある講習が全国に広がってほしい」と語った。

センター運転免許管理課の谷口直二課長補佐は「これまでの講習では不自由だった部分もあったはず。手話通訳を付けることで内容を理解しながら聞いてもらえたと思う。今後も続けていきたい」と話した。