名張市長選 森脇市議が出馬表明 「市民の先頭に立ち仕事を」 三重

【記者会見で、市長選への立候補を表明する森脇市議=名張市役所で】

【名張】三重県の森脇和徳名張市議(48)=同市桜ケ丘=は28日、市役所で記者会見し、任期満了に伴う市長選(4月10日告示、同17日投開票)に無所属で立候補すると表明した。自民、公明両党に推薦を依頼する方針。

森脇氏は会見で「市民の先頭に立って仕事をしたい思いは前回市長選から変わっていない」と説明。現職の亀井利克氏(69)が今期限りでの引退を表明していなかったとしても「出馬を決めていた」と述べた。

市の課題に財政難を挙げて「いまだに財政非常事態宣言は解除されず、市の未来像を描けない」と指摘。令和五年度末で期限を迎える独自課税「都市振興税」の「延長は考えていない」と語った。

中学での給食実現を公約の一つに掲げる考えも示した。「県内で中学校給食を実施していないのは名張市だけ。なんとか財源を確保して市教委に中学校給食を実施するよう指示する」と述べた。

市議会は8月に任期満了を迎えるが、市議選と市長選を同日選とするために3月上旬にも自主解散する見通し。森脇氏は市議を任期途中で辞職せず、市議会の自主解散を経て市長選に出馬する考えを示した。

森脇氏は平成18年8月の市議選で初当選し、4期目。30年4月の市長選で現職の亀井氏に破れ、同年8月に市議に復帰した。今のところ、森脇氏のほかに立候補の声は上がっていない。