四日市の男女殺傷 被害男性は失血死 関与の男は車借り現場へ

三重県四日市市三重8丁目の路上で25日、桑名市森忠の会社員伊藤信幸さん(54)と、交際相手の四日市市三重9丁目のパート従業員女性(43)が切りつけられ、伊藤さんが殺害された事件で、県警は27日、伊藤さんの死因が失血死と判明したと明らかにした。

伊藤さんは頭や首、背中など切られたり、刺されたりした傷が十数カ所あり、搬送先の病院で死亡が確認された。女性も重傷を負った。

事件の約30分後に四日市市楠町北五味塚のアパートの一室が全焼した火災で、女性の元交際相手の男(36)の遺体がベランダで見つかった。女性への事情聴取から、県警は男が事件に関与したとみている。

県警によると、死因は焼死。全焼した部屋から油分が検出されており、ベランダから焼けたポリタンク1個が見つかった。現場の状況から自殺した可能性が高いとみている。

また、県警は、男が「引っ越しに使う」として知人に軽トラックを借りて事件現場に行ったことも明らかにした。男は伊藤さんと女性を切りつけた後、軽トラックを現場に置いて伊藤さんの乗用車に乗って自宅アパートに帰ったとみている。