津でオノ・ミチ・ヒロさん絵画個展始まる

【作品を紹介する小野さん=津市中央の三重画廊で】

【津】絵画公募団体主体美術協会会員で三重県立津高校教諭の小野道宏(作家名オノ・ミチ・ヒロ)さん(62)=津市新町=の個展が、同市中央の三重画廊で開かれている。縫いぐるみと人が融合した大作など新作約50点を展示・販売している。30日まで。

小野さんは武蔵野美術大油絵学科を卒業。美術教諭と並行し、25歳から同団体に出品を続け、平成8年に会員となった。20年以上前からクマなどの縫いぐるみを題材にした超現実的な作品を描いている。

今展では頭に縫いぐるみをかぶった人が登場。縦約2.3メートル、横約2.9メートルの大作「イツモノイツカ」は、縫いぐるみをかぶった4人家族の食事風景で、食卓の皿にはクマの形の食べ物が載っている。

廃材の板に描いた「FACES」や初めて発表したという女性の人物画「まなざし」などもある。

小野さんは「楽しい、恐ろしい、悲惨など見る人によっていろいろな見方ができると思う。作品の中の層を味わってほしい」と話した。