津松菱画廊で「万古焼 陶雛とうつわ」菰野町の南川さん作品展

【作品を紹介する南川さん=津市東丸之内の津松菱6階美術画廊で】

【津】三重県菰野町永井の陶芸家、南川祐作さん(62)の作品展「万古焼 陶雛(びな)とうつわ」が26日、津市東丸之内の津松菱六階美術画廊で始まった。さまざまな技法で制作した陶製のひな飾りや日常遣いの器計約150点を展示販売している。2月1日まで。

南川さんは県窯業試験場などでの研修を経て平成8年に「陶工房みなみかわ」を開窯。20年ほど前から陶びなを制作するようになり名古屋や東京で作品を発表している。同所での個展は昨年に続き2回目。

内裏びなや立ちびななど大小のひな飾りがずらりと並ぶ。赤絵や金彩を施したり練り込みの技法で着物の柄を表現したり、さまざまな種類がある。

新作は着物部分が丸みのある形で土の地色と花模様を施した白土の部分とのコントラストが華やかな印象。今回初めて制作したという陶製のびょうぶもあり、人形と一体感を生んでいる。

南川さんは「人形一つ一つの表情や雰囲気を楽しんでもらいお気に入りを見つけてほしい」と来場を呼び掛けた。