介護支援策で全国準優勝 伊勢・明野高福祉科の3人 三重

【受賞を喜ぶ(左から)濵口さん、戸上さん、中瀬さん=伊勢市の明野高校で】

【伊勢】福祉を学ぶ高校生が知識や技術をオンライン形式で発表する「全国高校生介護福祉研究発表会」で、三重県伊勢市の県立明野高校福祉科3年生3人のチームが、準優勝にあたる優秀賞に輝いた。

3人は、東海地区代表として出場した戸上夕菜さん(18)、中瀬未来さん(18)、濵口優希さん(18)。大会は昨年10月に開かれ、全国各地区の代表11校が参加した。

発表の課題は、介護施設に入所する76歳男性の自立支援。脳梗塞による左半身まひがある男性が自宅生活に戻るための支援方法を考え、10分以内の動画にまとめて発表しあった。

戸上さんら3人は、事前に与えられた男性の健康状態や家庭環境などが書かれた情報シートを基に、支援の方法を検討。「家庭的で自然な介護」をモットーに、男性が1人で薬の袋を開けられるようクリップや割り箸を使って補助具を手作りしたり、家事がしたいという希望に合わせ洗濯物を干す練習をしたり、実践と解説を交えて支援策を動画にまとめた。

このほど同校に表彰状が届いた。3人は「力を合わせ、安心安全を重視し、多様な視点から、入所者の思いに寄り添った支援を考えた。自信はなかったので、すっごくうれしい」と喜んだ。春から、看護師や医療関係の専門学校に進学予定で「学んだ介護の知識を、今後の進路で生かしたい」話した。