視覚障害者のバス乗降介助 津で「同行援護」受講生ら研修 三重

【バスを使って乗降介助に挑戦する受講生=津市あのつ台の三重交通中勢営業所で】

【津】視覚障害者の外出を支援する「同行援護」の従業者養成研修が20日、津市あのつ台の三重交通中勢営業所であり、受講生22人が路線バスを使って利用時の介助を学んだ。

介護労働安定センター三重支所が年1回実施する全4日間の研修の3日目。修了者には知事指定の修了証明書が発行される。

視覚障害者生活訓練等指導員の前川賢一氏(54)が講師を務めた。前川講師はバス乗降時は「外が危ないので先に乗ってもらう」「降りた場所と歩道との隙間は一定でないので注意する」などと指導。降車時に提示する身体障害者手帳や運賃など本人に準備を促すよう助言した。

受講生は交互にアイマスクを付け2人1組でノンステップバスやワンステップバスなどで介助に挑戦し、「ここに手すりがあります」などと声を掛けていた。

受講した市内の介護施設職員の加納亜紀さん(44)は「ついやってあげたくなるが、言葉だけ掛けて自分で触ってもらうほうがいいと分かった。実際にやると勉強になる」と感想を話した。