津波注意報の対象市町 避難指示を出さず 県、対応の見直し求める考え

一見勝之三重県知事は19日の定例記者会見で、南太平洋の海底火山噴火に伴う津波注意報の対象地域となった県内の市町が避難指示を出さなかったことを明らかにし、市町に対応の見直しを求める考えを示した。

県によると、気象庁は16日、県全域の沿岸部に津波注意報を出したが、県内の全市町が避難指示を出さなかった。市町が避難指示の基準に「地震を原因とする津波注意報」と定めていたことが理由とみられる。

一見知事は会見で「市町に避難指示の基準を見直してもらう必要がある。県としても助言すべきであったのかもしれない」と指摘。「検証をした上で、なるべく早いタイミングで改定したい」と述べた。

また、津波の被害について「カキの養殖いかだが移動し、多くの方が被害を受けた。ノリや真珠にも被害があると伺っている」と説明。「被害状況を確認し、どういった対応が可能かを決めたい」と述べた。