イノベーションとしてデジタル化を 三重県中小企業団体中央会セミナーで三十三総研副社長

【講演する伊藤副社長=津市羽所町のホテルグリーンパーク津で】

三重県中小企業団体中央会は19日、津市羽所町のホテルグリーンパーク津で、新春特別セミナーを開き、三十三総研の伊藤公昭副社長が「日本経済の行方とニューノーマル社会での中小企業経営について」と題して講演。中小企業経営者ら約80人が参加した。

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、会場で約40人、ウェブ会議システムでも約40人が参加。例年セミナー後に開催している賀詞交歓会は昨年に続き中止した。

同中央会の三林憲忠会長は「新たな時代に即した事業を積極的に展開することで、中小企業組合を通じた中小企業・小規模事業者の振興と、経済の活性化に向けて全力で取り組んでいく」とあいさつ。

伊藤副社長は、世界や日本を取り巻く経済状況やニューノーマル時代に求められる企業の対応について講演。ニューノーマル時代に必要とされるイノベーションとしてデジタル化を挙げ、「バーチャル空間でのサービスやAI技術、省人化など業種によって期待されるイノベーションは異なる」と紹介。

企業の目的については「長期的に経済的価値を創出すること」と話し、「継続的に利益を生むための『まっとうな経営』と新たな成長機会を生むための『イノベーション』二つの考えを持ってほしい」と呼び掛けた。