伊勢市の保健福祉拠点の入居見直しを 市民有志が公開質問状 三重

【駅前再開発事業に対する質問状を提出する栗田代表(手前右)=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県伊勢市の市民有志による「伊勢市の駅前ビル入居を考える市民の会」(栗田淳子代表)は19日、JR伊勢市駅前再開発事業に対する市の保健福祉拠点施設入居見直しを求めて公開質問状を市に提出した。

質問状によると、市の入居提案に至る経緯が不透明と指摘した上で、高い賃料を払ってまで入居する理由やメリットを検証した内容が分かる記録文書名を知らせて欲しい▽20年賃貸契約の理由は何か▽駅前ビル入居でなければ達成できない福祉業務とは何か▽福祉施設入居がにぎわいに寄与できる検証結果を示して欲しい▽自前で建設費を用意できない会社の事業に市が資金をつぎ込むリスクをどう考えるか―など7つの質問事項を記載している。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、19日に開催を予定していた市民説明会が延期となったことから、まん延防止措置解除後に説明会を再開し、その場で質問に回答するよう求めた。

この日は栗田代表(63)ら会員3人が市役所を訪問し、福祉総務課の辻村好浩課長に質問状を提出。栗田代表は「コロナ禍で圧迫が多い中、暮らしに直結する形で税金は使われるべき。入居計画の見直しを求めたい」と話していた。

辻村課長は「いただいた質問は内部で検討して対応したい」と話していた。