1091人の個人情報を紛失、県計量検定所 メモリー誤って廃棄か

【記者会見でメモリーの紛失を発表する職員ら=県庁で】

三重県は18日、計量証明事業に必要な「主任計量者」の資格を県内で取得した全員の個人情報や、2月に実施する主任計量者に関する試験の問題などを保存したUSBメモリー2個を紛失したと発表した。

県によると、メモリーには主任計量者1091人の氏名や住所、勤務先などのほか、平成27年度以降に試験を受けた265人の合否や点数、2月に使用する予定だった試験問題の案を保存していた。

県計量検定所(津市)の職員が12日、主任計量者の名簿を閲覧しようと金庫を確認したことをきっかけに紛失が発覚。敷地内などを探しても見つからず、18日付で津署に遺失物届けを出した。

試験の担当者が先月6日に作業を終えた後、メモリーを金庫に戻し忘れたとみられる。担当者は「事務所から持ち出してはいない」と説明。県は年末年始の片付けで誤って廃棄した可能性が高いとみている。

県は主任計量者や受験者に謝罪の文書を送付し、試験問題の内容を変更する。計量検定所は「情報流出の可能性も否定できない。複数の職員で保管状況を確認するなど、再発防止に努める」としている。