
【鈴鹿】鈴鹿市とNPO法人鈴鹿モータースポーツ友の会(畑川治理事長)はこのほど、同市役所市民ロビーのモータースポーツ振興コーナーで企画展「アジア圏最高峰レース・スーパーフォーミュラの世界」を開き、同レースを紹介するパネルや、昨年のシリーズチャンピオン野尻智紀選手のヘルメットなど約10点を展示した。3月4日まで。
野尻選手は「TEAM MUGEN」所属。昨季は全7戦で3回優勝し、計86ポイントの成績で年間優勝を果たした。
展示ではレースで野尻選手が実際に使用したヘルメットやレーシングスーツをはじめ、最終戦の予選で最速ラップを出したレコードタイヤなどのほか、昨季の第1戦―第7戦でポールポジションを獲得した各選手のパネルなど、貴重な資料の数々が並ぶ。いずれも日本レースプロモーションから借りた。
担当の市地域資源活用課は「F1の登竜門と言われるレースの魅力をモータースポーツのまち鈴鹿から発信していきたい」と話していた。