海象データ解析、活用 鳥羽商船高専と中電シーティアイが包括連携協定

【オンラインで包括連携協定を締結した(左から)和泉校長と三澤社長=鳥羽市の鳥羽商船高専で】

【鳥羽】鳥羽商船高専(三重県鳥羽市池上町)は14日、IT開発などを主業務とする中部電力グループ、中電シーティアイ(名古屋市東区)と包括連携協定を締結した。

同高専の持つ教育研究資源や、地元漁業者と連携した研究活動を通じて得た知見と、同社が持つシステム開発や保守運用にかかる実績、データ解析技術といった互いの強みを生かし、地域課題の解決や人材交流を図るのが目的。

具体的な活動としては、同高専が開発、運用している海洋観測機と、同社による人工衛星を通じた解析技術を組み合わせた海象データを可視化するための取り組みを計画。のり養殖や真珠養殖などにも活用できる仕組みの構築を目指すとしている。

新型コロナウイルス感染拡大の状況を考慮し、急きょオンラインによる締結式に変更。鳥羽市の同校舎と名古屋市の本社をつなぎ、双方が協定書に署名した。

和泉充校長は「人材育成や課題解決など活動の加速につながることを大いに期待している」とあいさつ。

三澤太輔社長も「ITを活用して安心と豊かさを提供するための活動を一緒に進めたい」と話していた。